CentOS 6.xをVirtualBoxで動かすとCPU使用率が荒ぶる件とその対処法について
CentOSをVirtualBoxで動かすとホストOS側のCPU使用率が荒ぶって、ゲスト上では無風状態なのに30%-40%くらい持っていかれるという現象はよく知られています。
ちなみに、CentOS 5.x系ではカーネルに割り込みオプションを指定することで荒ぶるOSを沈めることができます。
# vi /etc/grub.conf
kernel行の行末に「divider=10」を追加して再起動
で、本題の6.x系なのですが。上記割り込みオプションが「効きません」(少なくとも僕の環境下では)
で、色々探しまわった結果たどり着いた対処法。
VirtualBoxの設定を以下のように変更。
(1) IO APICを有効化のチェックを外す(設定 - システム - マザーボード)
(2) 割り当てCPU数を1つにする(設定 - システム - プロセッサー)
(3) ネステッドページングを有効化のチェックを外す(設定 - システム - アクセラレーション)
以上でCentOS 6.x系でも荒ぶるCPUを沈めることができました。
※確認OS CentOS-6.4(64bit)